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2020-04-30 19:00

経済

ミャンマー中央銀行、新型コロナによる経済支援で1.5%利下げ

利下げ
3回目の利下げ
ミャンマー中央銀行(Central Bank of Myanmar:CBM)は4月28日、世界的に大流行している新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)により経済が打撃を受けているため、主要な金利を1.5%引き下げることを発表。銀行金利は8.5%から7.0%になった。

COVID-19の蔓延に伴いCBMは3月12日に0.5%、3月24日に1.0%の引き下げを実施しており、今回が3回目の利下げとなる。

CBMのSoe Min氏は、
「金利利引き下げの主な目的は、企業の流動性を高めることであり、これにより企業にある程度の支援が提供されると信じている」(MYANMAR TIMESより)
と述べ、経済支援への努力を明かした。

無担保ローンは据え置き
国営メディアであるグローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマー(GLOBAL NEWLIGHT OF MYANMAR)によると、最低銀行預金金利、貯蓄債券、満期預金は、CBMの金利よりも2%低く、7%が5%になるという。

また、最大貸付金利は担保付きローンで11.5%から10%に引き下げられるが、無担保ローンの場合は14.5%のままとなる。

なお、今回の利下げは5月1日より実施される予定だ。

(画像はThe Irrawaddyより)


外部リンク

Myanmar Central Bank Cuts Rates by Another 1.5 Percentage Points Amid COVID-19 Slowdown
https://www.irrawaddy.com/

Central Bank cuts interest rates again
https://www.mmtimes.com/

CBM issues directive No. 8/2020 to change interest rates
https://www.globalnewlightofmyanmar.com/

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