ミャンマーニュース

韓国のポスコインターナショナルは、10,000件のテストを実行できる新型コロナウィルス診断キットを、ミャンマーの保健・スポーツ省に提供した。

提供されたキットは1億7,000万ウォンに相当し、この費用は、ポスコインターナショナル、ミャンマーシュエプロジェクトコンソーシアムパートナーズ、ミャンマー国営石油会社MOGE、インド石油天然ガス公社、インドガス公社GAIL、韓国ガス公社が負担した。

キットは、韓国の中小ベンチャー企業BioSewoom社が製造したもので、そのリアルタイムPCR検査精度は約95％である。

ミャンマーでは4月17日時点で、新型コロナウィルス感染者が85例報告されており、合計で約3,200件の検査が行われている。ポスコインターナショナルが提供する診断キットによって、ミャンマーにおける検査試薬の不足が解消され、検査をしていない潜在的な感染者数を減らし、新型コロナウィルスのパンデミックに適切に対処することが可能となる。

ミャンマーでは、4月10日から19日まで新年の休暇期間であるが、ミャンマー政府は、新型コロナウィルスの感染拡大を抑制するために、不要な外出を控え、家で過ごすように強く勧告している。

保健・スポーツ省の職員は、次のように説明した。

また、ポスコインターナショナルの関係者は、次のように述べた。

ポスコインターナショナルは、新型コロナウィルスの感染者の曲線を平坦化するために、4月20日、韓国の延寿区インチョンにある13の地域子供センターにいる子供たち約400人に、フェイスマスクと手の消毒剤を寄付するとともに、この世界的なパンデミックのために苦労している中国のビジネスパートナーに対し、3,000枚のフェイスマスクを提供した。

また、同社は、医療救援物資を寄付し、新型コロナウィルスの管理と予防活動を実施することに関して、ポスコグループに2億ウォンを寄付。さらに、イタリアの顧客に2,000枚のフェイスマスクを寄付し、世界的な企業市民として、社会的責任を果たしている。

（画像はプレスリリースより）

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