• TOP
  • >
  • 政治
  • >
  • ミャンマー連邦議会、JICAなどからの融資案件を承認
2020-04-02 07:00

政治

ミャンマー連邦議会、JICAなどからの融資案件を承認

連邦議会
複数の国際機関から融資
ミャンマー連邦議会は、第15回定例議会最終日の会議において、電気、エネルギー、輸送、通信分野に関する国際協力機構(JICA)、国際開発協会(IDA)、韓国輸出入銀行対外経済協力基金(EDCF)からの融資について承認した。

連邦議会のT Khun Myat議長は、議会は輸送の安全と車両管理法案が人民代表院と民族代表院の両方で承認されたことから、3月24日に法案化されるために大統領に提出されたと報告した。

まず、電気・エネルギー省のKhin Maung Win副大臣は、JICAによる73億3,900万円の融資案件について、プロジェクトのスケジュールなどを詳しく説明した。

そして、計画・財務・工業省のMaung Maung Win副大臣は、連邦議会の承認後、2020年3月末までにJICAとの融資契約に署名する計画であると述べ、JICA融資案件は、賛成511票、反対3票、棄権1票で承認された。

担当各省が作業計画やプロセス、利点などを説明
次に、連邦議会法案委員会の事務局長であるMyat Nyana Soe博士が、ミャンマー地球科学会の法案を提案し、法案は、教育省と合同法案委員会の合意を得て、連邦議会による承認された。

さらに、電気・エネルギー省のKhin Maung Win副大臣が、世界銀行国際開発協会からの3億5,000万円の融資案件について、プロジェクトの作業計画と利点などを詳しく説明した。

副大臣は連邦議会が承認した後の財務プロセスに関する計画について説明し、IDA-18融資提案は、賛成490票、反対1票、棄権2票で承認された。

その後、合同法案委員会の事務局長であるMyat Nyana Soe博士は、ミャンマー医療協議会法の改正案について、連邦議会の規則と規制に沿って処理されることなどを説明した。

運輸・通信分野におけるJICAからの融資
次に、運輸・通信省のタン・ズィン・マウン大臣と計画・財務・工業省のMaung Maung Win副大臣は、JICAからの400億6,040万円の融資提案を説明し、439票の満場一致で承認した。

また、合同法案委員会の事務局長であるMyat Nyana Soe博士は、論争が起こっている工業地帯法案を提出し、連邦議会は、計画・財務・工業省と合同法案委員会の合意により法案を承認した。

さらに、韓国輸出入銀行対外経済協力基金からの1億2,500万ドルの融資提案が説明され、賛成444票、反対票なし、棄権1票で承認された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/27/03/2020/id-21258

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook