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2020-02-16 00:45

社会

ミャンマー最高裁判所、シンガポール最高裁判所と金銭判決執行に関する文書に署名

シンガポール
金銭判決執行に関するルールや規制を取り決め
2月10日、ミャンマー連邦最高裁判所とシンガポール最高裁判所は、金銭判決執行に関するガイダンス覚書に署名した。

調印式は、ネピドーにある連邦最高裁判所の会議場で行われ、関連各省の大臣、司法長官、連邦最高裁判所の裁判官、議会委員会の委員長、在ミャンマー・シンガポール大使と大使館スタッフ、関連国際機関、連邦最高裁判所の職員などが参列した。

そして、ミャンマー連邦最高裁判所のU Htun Htun Oo裁判長がスピーチを行い、覚書には法的拘束力はないが、両国間の金銭判決の執行に関する覚書が存在しない現状では重要な前進として認める必要がある、と述べた。

さらに次のように説明した。

「民事訴訟法では、ミャンマーが外国の判決を執行するための可能なステップを示しており、この覚書は、一方の国が他方へ判決を執行するためのシナリオやルール、規制を説明している。覚書の内容を実装するためには実際的な議論が必要である。」(プレスリリースより引用)


両国の投資家の利益を保護
これに続いて、シンガポール最高裁判所のHon Sundaresh Menon裁判長がスピーチを行い、その後、両裁判長が覚書に署名し交換した。

ミャンマーとシンガポールは現在、両国間で多くの投資が行われており、将来的に経済協力が増加することが約束されている。

調印された覚書は、本質的金融業務の外国判決の執行を支援する。これは、両国の投資家の利益を保護することに役立つとともに、ミャンマーの企業にとってより良いビジネス機会を生み出すことが期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/11/02/2020/id-20793

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