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2020-02-24 20:00

経済

シンガポール・ミャンマー職業訓練研究所がヤンゴンに開設

シンガポール
国家の経済的発展に向け有能な人材を育成
ミャンマーとシンガポールの政府は共同でシンガポール・ミャンマー職業訓練研究所(SMVTI)を設立し、2月19日、ヤンゴンのバハン郡区、Natmauk Laneにある研究所の建物において引き渡し式が行われた。

式典では教育省のミョー・テイン・ジー大臣が、次のように述べた。
「シンガポール・ミャンマー職業訓練研究所の卒業生は、両国政府のサポートにより仕事を得ることが保証される。そして、技術および職業に関する教育と訓練のコースは、ミャンマーの経済的発展に向けて有能で競争力のある労働力を作り出すために実施される。」(プレスリリースより引用)

また、同省は、2016年から2021年の国家教育戦略計画に従って効果的な管理計画を実践し、技術および職業訓練に参加する機会を増やすとともに、その品質が地元の労働市場のニーズに対応するように研修を成功させ、スキルを重視した短期の職業訓練をより多く開設している。

また、教育省は、開発パートナーと協力して、SMVTI、および産業訓練教育学校(SITE)、技術教員訓練機関(TTTI)、日本ミャンマー職業訓練学校(JMASVTI)、ニャウンシェ職業訓練機関(NVTI)を開設した。

2014年から3,060人の学生を訓練
シンガポールとミャンマーの研究所によるMoUの第1期は2017年4月に期限切れとなった。3年延長された第2期は、2017年3月に署名され施行されている。

これまでに、高校を卒業した合計3,060人の学生が、SMVTIの産業工学やホテル観光に関するコースを修了している。彼らの6%は、それぞれの学んだ分野において雇用されており、また、世界的な企業やホテルの上級管理職として働いている人もいる。

また、ミョー・テイン・ジー大臣は「教育省は、教師の能力を向上させ、研究所の持続可能な質を維持することに関して研究所と協力する。」と言及した。

そして、シンガポールの教育省のOng Ye Kung大臣が研究所の設立について説明した後、研究所の活動に関するビデオクリップが上映され、SMVTIの学生が学んだスキルを実証した。

ミャンマーの技術職業教育訓練局とシンガポール外務省は、2014年4月に研究所の設立に関するMoUに署名し、2016年6月9日に、シンガポールのリー・シェンロン首相の列席のもと開設式が行われている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/20/02/2020/id-20903

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