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2020-01-27 14:30

社会

メディカ出版がミャンマー人介護士を育成 その多くが日本で介護業務に従事

ミャンマー人介護士
送り出した98.8%の介護士が継続的に業務に従事
株式会社メディカ出版(以下、メディカ)が、「メディカ日本語アカデミー」において、ミャンマー人とフィリピン人の介護士育成を日本に送りだしており、そのうち98.8%の人が継続的に介護業務に従事していると、1月21日に発表した。

メディカは、「将来日本で介護士として働きたい」という意志を持ったミャンマー人とフィリピン人に対し、「メディカ日本語アカデミー」で日本語やマナーなどを教え、日本で介護士として長期間働ける人材を育成している。

今回、それから送りだした介護士全体の98.8%にあたる100人が、日本で介護業務を継続的に従事していることを明らかにした。

厚生労働省が推計 2025年はおよそ38万人も不足に
厚生労働省の推計では、2025年にはおよそ38万人も介護士人材が不足になるとされている。また、2025年には、団塊世代の75歳以上の多くが、介護を受けられなくなることも予想している。

メディカは、日本が特定技能等の法改正を行い、介護人材の受け入れを進めていることから、独自の学校を開設し、日本の介護施設に人材を送り出している。

しかし、同社は、厳しい介護施設での勤務状況などから、職員が運営会社を相手に集団訴訟なども起こっており、外国人介護士育成にも課題が残っていると指摘している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社メディカ出版
https://www.medica.co.jp/

株式会社メディカ出版のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/203488

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