ミャンマーニュース

ミャンマー・宝石・ジュエリー企業協会のU La Hpai Khun Sa会長は、近隣諸国は、多くの宝石と宝飾品の生産国であるミャンマーよりも強力な宝石市場を構築し、大きなメリットを享受しているとの見解を示した。

U La Hpai Khun Sa会長の説明によると、ミャンマーで生産された原石が近隣諸国に購入され、各国でより強力な市場を構築している。こうした取り引きから大きな収入を得ている要因は、美しいデザインの完成品を作り原石に価値を加えていることと考えられ、このため、中国やタイなどの国々の市場はより豊かであることがわかった。

こうした国々は、最先端の工芸技術を使って、魅力的なデザインの付加価値の高い完成品を製造しており、さらに、完成品の製造によって何千もの雇用を創成している。

U La Hpai Khun Sa会長は、次のように付け加えた。

ミャンマー・宝石・ジュエリー企業協会の見解によると、ミャンマーにおいて起業家や協会、関連部門間の協力が弱い状況が続いていることで問題が発生していることから、地元の宝石市場が作られ高品質の完成品を発展させるためには、強い協力が必要であるという。

さらに、宝石や宝飾品を安く受け取っているために、より安い価格での販売が行われている。そして、宝石や宝飾品の高品質な完成品を生産できる市場を構築するために、宝石と宝飾品の最も美しいデザインを生み出す必要がある。

ミャンマーは天然資源が豊富であり、世界的に有名で貴重な宝石も生産している。しかし、宝石と宝飾品の高品質の完成品は市場の5％未満である。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/12/01/2020/id-20473