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2019-12-19 21:15

経済

民間の資金で職業訓練センターや学校を増加へ

職業訓練センター
設立に大規模な投資が必要
ミャンマーでは、2010年以降の多政党選挙による連邦政府の出現以来、民間部門による、技術教育と職業訓練機関、センター、学校の設立が増加している。

サービス部門の拡大と農業基盤の産業経済へミャンマーが移行するために、技術者やスキルを持った労働者がますます必要になることから、民間部門による職業訓練センターの設置は歓迎されている。

職業訓練機関は、最新の技術研修援助を含む体系的な研修に使用する建物・機械・設備に費用がかかることから、一般に、同規模の学術機関や学校と比較して、設立するために大規模な投資が必要となる。効果的な実務研修に必要な適量の消耗品に対するランニングコストは、研修が提供される地域の数による。

また、研修スタッフに関しては、求められる給与や賃金が高額であることから、資格を持った有能なインストラクターを雇用するのは難しい。

技術教育および訓練と職業教育および訓練(TVET)センターと学校の質は、運営状況や基準による。

2014年/2015年の国民教育法には民間のTVET組織設立に関する規定が含まれているが、民間部門のTVET組織の補償を含む特定のTVET法は作成中である。

要件を精査し質の高い機関を認定
現在、民間の職業訓練センターおよび学校を設立するための「登録」と「認定」が、関連する既存の法律に従って様々な当局によって実施されている。

民間職業訓練センターのいくつかは、外国の別組織に所属しているため、関係する外国企業のカリキュラム基準に従っている。地方の民間職業訓練センターの多くは、地域の職業教育の教師とインストラクターが作成したカリキュラムを持っている。

TVETに関する法律で、民間職業訓練センターおよび機関は「登録」が必要である。登録には、条件や要件を満たす必要があり、センターの設立を「許可」する登録機関による文書の発行が含まれる場合もある。

しかし、TVETセンターおよび学校を「認定」することにより、質の高いTVETセンターおよび学校が設立される可能性が高くなる。

「認定」は、管轄の機関が、「規定の基準に従って品質保証されたTVETプログラムまたはコースを実施する資格がある」についての精査を行い、正式に承認するプロセスである。

精査には、研修によって達成される能力基準や学習成果、プログラムおよびコース、研修生や学生の規定数に対する該当施設の妥当性および適合性などが含まれる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/16/12/2019/id-20180

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