ミャンマーニュース

公明党によると、ミャンマーを訪問中の同党代表である山口那津男氏が12月23日、同国の事実上のリーダーであるアウンサンスーチー国家顧問と会談したという。

会談には公明党の参議院幹事長である谷合正明氏、浮島智子衆院議員、日本ミャンマー協会理事である魚住裕一郎前参院議員も出席し、駐ミャンマー日本国大使である丸山市郎氏を伴っていた。

この会談は、軍事政権時代に軟禁されていたヤンゴン市内にあるスーチー国家顧問の自宅で行われている。

山口代表はスーチー国家顧問に党としてミャンマーの安定と発展を支援する考えを表明し、と強調。

それに対してスーチー国家顧問は、これまでの日本の支援に謝意を表明した上で、とつけ加えた。

また山口代表は、イスラム系少数民族ロヒンギャへの人権侵害が疑われているラカイン州の情勢にも言及。適切な処置と避難民が帰還するための環境整備が重要であることを指摘したという。

さらに、12月半ばにスーチー国家顧問が国際司法裁判所に出廷したことにふれ、自ら対応したことに敬意を示した。

なお、公明党が党として公式にミャンマーを訪問したのは、今回が初めてとなる。

（画像は公明党のプレスリリースより）

外部リンク

公明党
https://www.komei.or.jp/

公明党のプレスリリース
https://www.komei.or.jp/komeinews/

ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/