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2019-12-16 07:30

経済

国際腐敗防止デーの記念式典が開催

腐敗防止
腐敗防止法の4回目の改正法が制定
12月9日、ネピドーのミャンマー第2国際コンベンションセンターにおいて、国際腐敗防止デーの記念式典が開催された。

ウィン・ミン大統領の基調講演に続いて、ミャンマー汚職防止委員会(ACC)のU Aung Kyi委員長が、戦略的計画の実施について説明した。

戦略的計画には5つの領域がある。1つ目は「効果的な予防、調査、訴追のための強力な基盤の構築」で、2つ目は「誠実さとスキル開発」、3つ目は「予防と対抗策に関する国内外機関との協力」、4つ目は「国家予算と資産、すべての市民の利益保護」、5つ目は「腐敗のない経済環境の創成」となっている。

これらの優れた基盤を確立するため、2018年6月21日に腐敗防止法の4回目の改正法が制定された。改正法にともなって、ACCは腐敗防止条例の草案を起草するとともに内部告発者保護法の草案を関係者に提出した。

様々な省庁に腐敗防止部門を設置
そして、36の腐敗防止部門が政府の省庁に設置され、CPUツールキットと通信し操作するために約319の補助部門も作られた。また、これらの作業部門において設計されたCPUへの準拠を保証するため、6つのアクションプランも制定された。

すべての省庁がCPUプロセスを順調にフォローすることができれば、ミャンマーにおける腐敗は大幅に減少し、公務員を汚職の危険から救うための方法が可能な限り最小限の変更で可能になる。包括的な汚職防止プロセスが、ミャンマーの民主化をさらに活性化する。

CPUにより業務が強化されるので、企業は、腐敗に抵抗し誠実さと説明責任を実践する独自の行動規範の草案を策定する必要がある。

U Aung Kyi委員長は、「我々は腐敗と戦うために全員で団結する」というモットーに沿って、公務員、企業、CSOは腐敗を根絶するために協力する必要があると、協力を求めた。

その後、国連薬物犯罪事務所(UNODC)のYury Fedotov事務局長からのメッセージが読み上げられた。

式典の第2部では、UNODCと国連開発計画(UNDP)の関係者が腐敗プロセスの根絶について説明し、国際腐敗防止デーに関するビデオを上映した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Myanmar President Office
http://www.president-office.gov.mm/

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