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2019-12-08 05:30

社会

K-12デジタル教育リソース「DBEボックス」のパイロット使用が開始

教育省
基礎教育部門の課題に対処
教育省は、12月4日、ネピドーにおいて、K-12デジタル教育リソースである「DBEボックス」のインストールにおけるパイロットフェーズを開始した。

教育省のミョー・テイン・ジー大臣は、パイロットフェーズ開始を記念したイベントにおいて、「インターネットなしでアクセスできるDBEボックスのインストールは、教育部門における現在の課題に取り組む努力の一環である。」と挨拶した。

大臣の説明によると、教育省は、2016-2021年の国家教育戦略を策定することによって、教育部門発展のための改革をスピードアップしたが、環境教育、教材、教師の能力開発など、いくつかの分野における要件と課題に直面している。

DBEボックスはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの教材も含んでおり、教育を目的として、国際的な大学や組織によって設計されたもの。

DBEボックスはスマートフォンやタブレットを介してアクセスすることができることから、基礎教育部門の教師は、KG、Grade 1、Grade 2、Grade 3、および教育施策、法律、改革のための本、学科、教師用マニュアル、一般的な補足テキストに簡単にアクセスすることが可能となる。

ミョー・テイン・ジー大臣は、「DBEボックスの設置は、教育省によって導入された技術に基づいた改革の1つであり、計画はインダストリー4.0に沿ったもので、ICTを使用して教育の指導や学習を発展させている。」と語った。

ヤンゴン・マンダレー・ネピドーでテスト使用
その後、大臣は、ヤンゴン・マンダレー・ネピドーの地域教育担当者にDBEボックスを配布した。

そして、教育省の特別プロジェクトワーキンググループのU Tin Maung Maung Aye氏がDBEボックスに関する情報を提供し、基礎教育部門の副局長であるTin Maung Win博士が感謝の言葉を述べた。

DBEボックスのインストールは、ネピドーにある20の学校、ヤンゴンにある20の学校、マンダレーの20の学校で開始され、基礎教育小学校と中等学校でテストインストールが行われる。

また、パイロットとなる学校の調査を見直した後、全国の学校にDBEボックスが設置される予定。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/5/12/2019/id-20022

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