ミャンマーニュース

株式会社日本貿易保険（以下、NEXI）が、EML社に出資参画する双日株式会社（以下、双日）に対し、海外投資保険の引受を決定したと、12月6日に発表している。

NEXIは、輸出入・海外投融資など、取り引きで伴う危険に対応するための貿易保険を提供する輸出信用機関だ。双日が、ミャンマーの大手通信タワー事業者EML社の株式12.5%を間接的に取得することに伴い、今回NEXIが海外投資保険の引受を決定している。

ミャンマーでは、スマートフォンの普及率が90％以上になっている一方で、通信インフラが整っておらず、ぜい弱性が課題となっている。これらを受けてミャンマー政府は、携帯通信事業を投資促進業種（税制特例対象業種）に指定。海外事業者の展開やインフラ輸出を、更に促進する狙いがある。

NEXIによれば、EML社はミャンマー国内第3位の独立系タワー事業者で、社会インフラ上欠かせない通信タワーを対象にした市場展開となることもあり、日本の政策金融機関としての支援意義は非常に大きいとしている。

（画像はNEXI ホームページより）

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NEXI プレスリリース
https://www.nexi.go.jp/topics/newsrelease/2019120502.html