2019-11-27 18:00
お知らせ/イベント
難民を助ける会の年末募金、ミャンマーの障がい者サポートを
職業訓練校に通ったカイン・カイン・ミン氏の話を紹介
難民を助ける会が、ミャンマーの障がい者の支援活動をしていくため、2019年末募金への協力を呼びかけている。3歳のときに患ったポリオが原因で右足に障がいがあるカイン・カイン・ミン氏は、近所の人に「君は大学を卒業できない。家にいるべきだ」と言われたが、難民を助ける会が運営する職業訓練校の洋裁コースに入学。今では同校の講師として、自分が学んだ洋裁の技術をほかの障がい者に教えている。
“それぞれが人生を切り開く力を身につけてもらいたい”、同氏はそういった活動を募金という形で応援してほしいと呼びかけている。
3か月半の訓練期間でコミュニケーション能力なども改善
ミャンマーで難民を助ける会が2000年から運営する職業訓練校では、3か月半の訓練期間で技術的なことはもちろん、コミュニケーション能力や社会性も改善し、卒業後に故郷へ戻って働く人も多く、就労率は90%と非常に高い。しかし一方で、同校の継続に関して議論されるほど、同会の財政は厳しい状況にある。「絶対にこの活動をやめるわけにはいかない」という思いがあり、募金による活動支援を呼びかけている。
(画像は難民を助ける会 ホームページより)
外部リンク
難民を助ける会 イベント
https://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2020/0131_2863.html
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