2019-11-28 21:00
経済
薬草がミャンマーを変える!
薬草プロジェクト
2019年11月22日、日本財団ミャンマーオフィスの間遠登志郎氏はホームページで「薬草プロジェクト」を紹介した。ミャンマー南東部のカレン州政府の協力のもと、日本財団は2013年より「薬草プロジェクト」に取り組んできた。
「薬草プロジェクト」では、現地で栽培されている薬草の調査から生産、販売まで総合的にサポートしている。
狭い土地でも高い生産性
「薬草プロジェクト」の対象地域は山間や農村部である。薬草は山の傾斜地でも栽培が可能で、現地4に住む多くの低所得者層の仕事作りに最適だ。また、薬草は単価が高く、狭い土地でも高い生産性が期待できる。「薬草プロジェクト」の出だしは苦労の連続だった。ガスも電気もない環境のもと、古い切り株を取り除きながら、雑木林の木々を移植した。周辺の薬草資源の調査にも着手、収集した薬草は育苗小屋で試験的に栽培した。
現在、試験的に栽培している30種類のうち、5種類(ウコン、ノニ、ムクナ、トウガラシ、ヤマイモ)実際に販売している。2015年にプロジェクト用地は40エーカーに拡大、「カレン州薬草資源センター」も建設された。
カレン州薬草資源センターは事務所やスタッフの寮だけでなく、加工や品質管理の施設も充実している。
(画像は日本財団のホームページより)
外部リンク
日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/
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