2020-09-08 12:30
経済
建設省大臣、建設住宅インフラ開発銀行の年次総会に出席
住宅部門の開発に必要な融資を提供
9月5日、建設住宅インフラ開発銀行(CHID銀行)は、特別総会と第7回年次総会を開催した。建設省のハン・ゾウ大臣、Shwe Lay事務次官、CHID銀行のMin Htein会長、局長らはネピドーで会合を行い、銀行の副頭取、監査チーム、取締役会、株主、関係者はオンランで参加した。
CHID銀行の社長でもあるハン・ゾウ大臣は、「CHID銀行は、建設省の監督の下、政府と公的機関が協力した銀行として2013年に設立され、手頃で低価格の住宅を一般に提供するために、住宅部門の開発に必要な住宅金融システムを業務としている。」と述べた。
銀行は現在、国内に17の支店を持ち、すべての市民が安全で安心な住宅を手に入れることができるように金融サービスを提供するとともに、民間の建設会社にも、民間の住宅を建設するための金融サービスを提供している。
CHID銀行は、2016年から、低所得者に向けた住宅購入のための長期融資を行っており、日本からミャンマーの住宅開発セクターに対する長期融資である、JICAの長期金利「ODAツーステップローン」の支援を受けて、5,041人が融資を利用している。
コロナ禍でローン返済延期、新しいローン融資を提供
ハン・ゾウ大臣は、現況について次のように説明した。「CHID銀行は、秩序ある都市開発に向けたインフラの建設において資金を利用しやすくすること、また、新型コロナウィルス感染拡大の影響下でも政府の経済政策に含まれる住宅金融システムを強化することを目指している。ミャンマー中央銀行の指示の通りに、CHID銀行は、銀行資本の借り手に対しては、金利を13%から10%に引き下げ、JICAのツーステップローンの借り主に対しては、8%から5.5%に引き下げた。」(プレスリリースより引用)
CHID銀行は、2020年4月から9月までのローン返済を延期しており、ローン借り主は毎月の利息のみを支払うこととした。また、支払日から5日から15日の延滞料金を無料とした。
総会では、建設会社やビジネスマンを支援するための商業ローンと建設ローンの融資額を増やし、新しいローンの承認が行われた。
ハン・ゾウ大臣はまた、国民のニーズを満たすリーディングバンクとしての地位を確立し、国際財務報告基準(IFRS)に準拠した革新的な金融サービスを開発するよう努力することを求めた。
その後、CHID銀行の会長と副会長が、銀行のビジョンと発展、および住宅セクターに関する今後の開発計画、銀行の将来の計画について説明を行った。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/1385
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