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2020-08-23 23:45

社会

保健・スポーツ省、ラカイン州シットウェ地区の住民に自宅待機措置を通達

自宅待機措置
ラカイン州での市中感染拡大を抑制するための措置
ミャンマーの保健・スポーツ省が8月20日、ラカイン州シットウェ地区の住民に自宅待機措置を通達したと、在ミャンマー日本国大使館が在留邦人及び滞在中の人に向けて8月21日に発表している。

同省は同州で8月16日から20日の午前中にかけ、6人の感染が確認されていることなどを受け、市中感染拡大を抑制するためシットウェ地区の住民に自宅待機措置を通達。通達発出後には感染者数が13人まで増加していることから、追加措置の可能性もあるとしている。

ヤンゴン・シットウェ間の国内線はほぼ全便運休に
同通達が発出された8月20日からは、ヤンゴン・シットウェ間の国内線はほぼ全便運休となっており、シットウェから経由する場合を含めてヤンゴンに入る際には、14日間の隔離と2回のPCR検査が義務付けられている。

また同州に入ることのできる外国人は、中央政府の協力プロジェクトの関係者のみで最低2か月間の滞在が必要。また、同州から出立する際には、14日間の隔離や2回のPCR検査が義務となる。

同措置では、政府関係機関などで業務のために通勤する人以外は自宅待機が義務となり、必要な物資を購入しに行く場合は1世帯につき1人のみ外出が認められるなど様々な通達がされた。

この通達に従わない場合は感染症予防管理法に基づき、法的な措置がとられるため注意が必要だ。

(画像は在ミャンマー日本国大使館 ホームページより)


外部リンク

在ミャンマー日本国大使館 プレスリリース
https://www.mm.emb-japan.go.jp/

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