ミャンマーニュース

国連ミャンマー（UNITED NATIONS MYANMAR）は7月30日、2011年以来同国で起きた最も深刻な国際犯罪および国際法違反の証拠を収集、統合、保存、分析する権限を持つ独立調査機構「Independent Investigative Mechanism for Myanmar：IIMM」が、英語とミャンマー語でウェブサイトを開設したことを明らかにした。

IIMMは2018年9月、ミャンマーに関する国際独立事実調査団による報告などを元に人権理事会で採択されて設立。人権理事会は、ミャンマーにおける重大な人権侵害の情報、証拠を収集し、それらの資料を使用して訴訟ファイルを作成するよう指示している。

IIMMは、被害者と目撃者の保護を保証する能力を持つ裁判所に公正な裁判を受ける権利に従って情報が使用されることを確実に保証できる当局とのみ資料を共有するという。

開設されたウェブサイトでは正確かつタイムリーな情報を提供し、ミャンマー国内および海外のさまざまな人々に働きかける主要なプラットフォームの1つとして機能するという。

これまでIIMMはファクトシートや報告書などを公開し、作業の進ちょくに関する最新情報を定期的に提供していたが、今後は人権理事会と総会への年次報告書、公式ミッション、イベントへの参加など、活動に関するニュースをウェブサイト上で更新する予定だ。

（画像はIIMMより）

外部リンク

国連ミャンマー
https://myanmar.un.org/

国連ミャンマーのプレスリリース
https://myanmar.un.org/en/

IIMM
https://iimm.un.org/