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2020-07-27 22:45

社会

ジャパニーズヘルプデスク、ミャンマーの雨季の感染症対策について紹介

予防接種
「インフルエンザ」と「腸チフス」の予防接種を
ミャンマーでは新型コロナウイルスの国内感染が抑えられているものの、雨季には様々な感染症が流行するシーズンだとして、株式会社ジャパニーズヘルプデスク(以下、ジャパニーズヘルプデスク)が雨季の感染症対策について7月21日に紹介した。

熱やせきなどがあったとしても現在のミャンマーでは99%が新型コロナウイルスではない。

しかし、日本人にとっては衛生環境が厳しく、「新型コロナウイルスの疑いと診断され政府病院に通報されたらどうしよう」と不安がつきまとうため、ジャパニーズヘルプデスクによれば「インフルエンザ」と「腸チフス」の予防接種を勧めている。

ミャンマーでは「インフルエンザ」が1年おきに流行
ミャンマーでは原因不明であるものの「インフルエンザ」が1年おきに流行しており、昨年は爆発的な流行がみられなかったため、専門家は今年流行すると予想。ワクチン接種をせずに発症した人のうち75%が、ワクチン接種をしていれば発症を免れていたという指摘もされている。

「腸チフス」は東南アジアなどの新興国ではよくみられる病気で、衛生環境の厳しいミャンマーでは1年を通して罹患する可能性があり、特に6月から10月の間に多くの感染者が発生する。

インフルエンザのワクチンと同様、予防接種後に抗体ができるまで2週間要する。この2つの感染症は新型コロナウイルスと症状が似ている点が多いため、罹患すると識別診断が必要になるため、ジャパニーズヘルプデスクは発熱対策としてもワクチン接種をするように呼びかけている。

(画像は株式会社ジャパニーズヘルプデスク ホームページより)


外部リンク

株式会社ジャパニーズヘルプデスク 「医療情報」
https://www.j-helpdesk.jp/medical-info/mmrblog20200721/

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