2020-07-21 17:45
社会
シャンティ、ミャンマーの先住民族であるカレン族の手仕事「織物(腰機)」を紹介

身体を巧みに使い、経糸の張り具合を調整して作成
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、伝統文化と技術を引き継ぐアジア各国の作り手を7月15日のシャンティブログで紹介した。ミャンマーの先住民族で、北タイ地域の山岳民族のおよそ50%を占めるカレン族。自然など目に見えないものと「調和」することを大切にする「森の民」であり、未婚女性は白いシンプルなドレスを、既婚女性は華やかな装飾を施した黒いブラウスを身にまとっている。
彼女らの手仕事は「織物(腰機)」であり、畑仕事や家事の合間に家の柱と腰のベルトに糸をつないで、身体を巧みに使って経糸の張り具合を調整・作成している。
フェアトレード事業「クラフトエイド」を展開
この「織物(腰機)」によって生みだされる代表的な商品に「カレン族手織ランチョンマット」というものがある。2020年の新商品として、ナチュラルな生成り生地に茶色い柄と水色のアクセントが特徴的なランチョンマットが販売されており、税込み1650円となっている。シャンティは、フェアトレード事業「クラフトエイド」を展開しており、アジア各国の民族独自の伝統や技術を活かした商品づくりに取り組んでいる。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=38878
「クラフトエイド」 カレン族
https://craftaid.jp/?mode=grp&gid=597699
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