2020-07-18 17:00
経済
【ミャンマー】アウンサン将軍がデザインされた新紙幣、7月21日から流通

視覚障害者に優しいエンボス加工
ミャンマー中央銀行は、「ビルマ建国の父」として死後も敬愛され続けているアウンサン将軍がデザインされた新500チャット紙幣を7月19日に公開することを発表した。新500チャット紙幣の表側にアウンサン将軍の肖像画が描かれ、裏側にはミャンマー中央銀行の建物が印刷されている。
同新紙幣は赤茶色で、大きさは長さ150 mm、幅70 mm。また、文字や絵柄などを浮き彫りにするエンボス加工が施され、ザラザラした質感だという。
シリアル番号はミャンマー語の数字で横書きに、また英語の数字で縦書きに記されている。左右両側には視覚障害がある人のために、9つの短い縞模様がエンボス加工されているという。
流通は21日から
新紙幣には偽造を防止するためのセキュリティー・スレッドがアウンサン将軍の横に垂直に入っており、半分程度が部分的に見えている。また、表側左のミャンマー語テキスト「500チャット」に隣接する赤茶色の領域を45度から見ると、英語のアルファベット「CBM」が見えるという。
なお、新500チャット紙幣は21日より流通する見通しで、既存の500チャット紙幣も継続して使用できる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
ミャンマー中央銀行
https://www.cbm.gov.mm/
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