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2020-07-09 14:00

社会

UNODC、ミャンマー国内避難民に新型コロナの影響緩和方法を提供

UNODC
親や介護者を対象にガイダンス
国連ミャンマー事務所によると、国連薬物犯罪事務所(United Nations Office on Drugs and Crime:UNODC)が同国カチン州にある国内避難民(IDP)キャンプで、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を緩和する方法についてガイダンスを行ったという。

このガイダンスは非難民キャンプで暮らす親や介護者が対象で、子どもたちの安全と健康を維持する方法を提供した。

なぜなら、IDPキャンプのような混雑した状況で、蔓延するCOVID-19から子どもたちを守り、健康を維持するのが困難だからだ。

アルコールや違法薬物を使用する親たち
UNODCはIDPキャンプで暮らす家族に1万枚のリーフレットを配布。また、地元のNGOらとインタラクティブなワークショップも提供し、健康と福祉を有意義に支援している。

リーフレットを配布している地元のNGOの1つである『Health Poverty Action’s Community Mobilization Team Leader』のNaw Bawk氏は、
「(パンデミックの)ストレスに対処するために、かなりの数の親がアルコールや違法薬物を使用していることがわかった」(プレスリリースより)
と状況を明らかにし、子育てが順調に行える状況ではないことに言及している。

リーフレットはこのような親がストレスに対処するのに役立ち、封鎖および外出禁止令の下で子どものストレスを管理する方法も網羅されているという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

国連ミャンマー事務所
https://myanmar.un.org/

国連ミャンマー事務所のプレスリリース
https://myanmar.un.org/en/

UNODC
https://www.unodc.org/

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