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2018-06-15 01:45

社会

ロヒンギャ難民キャンプを今年最大の嵐が襲う 自然災害が発生し復旧作業が急務に

ロヒンギャ
本格的なモンスーン期に突入 豪雨と強風が難民キャンプを襲う
国連に承認された子どものための国際援助団体(NGO)であるセーブ・ザ・チルドレンは13日、ミャンマーから逃れてきた難民が多く暮らす、バングラデシュ南東部コックスバザールの難民キャンプを、今年最大の嵐が襲ったと発表した。

6月から本格的なモンスーン期に突入したコックスバザールで、豪雨と強風が発生し、仮設住居が洪水による浸水や土砂崩れの被害を受けた。人々は、仮設住宅の再建などの復旧作業を急いでいる。

支援チームは徒歩で中心部に入る 雨量は今後も増える見込み
今回の嵐によって主要な道が分断され、セーブ・ザ・チルドレンの支援チームは徒歩で、キャンプの中心部に入った。食料支援や学習センターの活動といった子どもたちに必要な支援を届けるべく、活動を行っているが、多くの地域へのアクセスが徒歩でしかできず、最もぜい弱な立場に置かれる子どもの現状が、更に悪化することを懸念している。

また、6月から8月にかけてコックスバザールでは2,500ミリ以上の雨が降ると予想されており、週末には雨量が増え、被害が拡大する恐れもある。

(画像はプレスリリースより)
(C)Kristiana Marton/Save the Children


外部リンク

セーブ・ザ・チルドレン プレスリリース
http://www.savechildren.or.jp

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