ミャンマーニュース

NikeやGapなどのグローバルブランドの服を手がける韓国のアパレルメーカー「ハンセ実業（Hansae Co.,LTD.）」は5月30日、海外の事業拡大戦略に沿って、ミャンマーに第2工場を建設することを発表した。

ハンセ実業は現在、生産工場を運営する場所をミャンマー国内で探している段階で、投資規模や建設の具体的なスケジュールなどの詳細は明らかにされていない。

第2の工場をミャンマーに建設する背景には原材料価格の高騰があり、グローバル競争力を確保するための措置だとみられる。

ハンセ実業は1982年に創業し、OEM（original equipment manufacturing）の形でグローバルブランドに輸出している。

1988年に初の海外拠点をサイパンに設立し、現在ではベトナム、インドネシア、グアテマラ、ニカラグア、ミャンマー、ハイチを含む12の海外事業体を管理しているという。

ベトナムの海外事業体は、総生産の60％を生産する戦略的海外拠点だ。

また、中長期的にアフリカに工場を建設し、欧州に経営マーケティングと研究開発センターを設立することを検討しているという。

なお、ハンセ実業は、NikeやGap、Pink、American Eagleなどのグローバルブランドの他、低価格に押さえて短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファストブランドやウォルマート（Walmart）などの大手小売業者向けのプライベート衣料品ブランドの服も手がけている。

（画像はハンセ実業より）

外部リンク

ハンセ実業
https://www.hansae.com/

S. Korea’s Hansae to add manufacturing facility in Myanmar
http://pulsenews.co.kr/

S. Korean apparel manufacturer Hansae to build new facilities in Myanmar
http://english.yonhapnews.co.kr/