2018-05-28 03:00
社会
ミャンマー連邦法務長官府、法律情報サイトをオープン

ミャンマー語と英語での利用が可能
ミャンマー情報省によると、連邦法務長官府(Union Attorney General’s office)がミャンマー語と英語で利用できる法律情報ウェブサイト「Myanmar Law Information System」をオープンしたという。同ウェブサイトでは、憲法、法律、地域法、州法、自治管区法、従属規定、国際条約などの情報とともに、判例も閲覧できる。
また、各省庁と協力し、告示、執行命令、法令等の情報や、法律に関するニュースなども近々掲載する予定だという。
同ウェブサイトには、廃止された法律や既存の法律の改正に関する詳細な情報も含まれる。
KOICAの協力で
法律情報ウェブサイトのオープンに伴い、5月25日に首都ネピドーで式典が開かれた。事務次官のNu Nu Yin氏は式典で、情報を迅速に伝達、更新するために、他省庁の協力の必要性を訴えた。
同事務次官は、
「連邦最高裁判所の判決も掲載する予定だ。ウェブサイトの利点の1つは、既存の法律の改正を編集しやすく、ユーザーが容易に法律の原文を表示できることだ」(プレスリリースより)
とも述べている。同ウェブサイトのシステムは韓国国際協力団(KOICA)の協力で作られ、携帯サービスも進行中だという。
なお、連邦法務長官府とは、法務官を管轄する主要な法律諮問機関のことである。
(画像はMyanmar Law Information Systemより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/news/
Myanmar Law Information System
http://www.mlis.gov.mm/
Union Attorney General’s office
http://www.oag.gov.mm/
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