ミャンマーニュース

シンガポールで上場するヨマ・ストラテジック・ホールディングス（Yoma Strategic Holdings Ltd.：YSH）は5月25日、フランスの世界的酒造メーカー「ペルノ・リカール（Pernod Ricard）」とともに、ミャンマーのウイスキー生産と流通に重点を置く合弁会社を設立する予定であることを発表した。

YSHによると、設立される合弁会社「Access Myanmar Distribution Company Ltd.：AMDC」には、ペルノ・リカールの国際的な経験を有する経営陣を配置し、最大株主になるという。

残りの株式は、ミャンマーのアルコール飲料業界で経験豊富な未公開株式投資会社「デルタ・キャピタル・ミャンマー（Delta Capital Myanmar）」とヤンゴン・マンダレーに生産拠点を持つ主要蒸留所グループを所有するウィン兄弟（Htun Win and U Zaw Win）とYSHが保有する。

ペルノ・リカール・アジアの会長兼CEOであるPhilippe Guettat氏は、と喜びを語った。

ペルノ・リカールは、合弁会社AMDCの製造施設、広範な流通ネットワークおよび手持ちブランドの管理に関する主導的な役割を果たす。

上記には、4万以上の販売店、需要中心地の43の主要卸売業者、230台の配送車、マーケティングに従事する約250名のスタッフなども含まれるという。

世界第2位のワイン＆スピリッツ・カンパニーであるペルノ・リカール。ミャンマーのアルコール飲料業界にグローバルなベストプラクティスとオペレーションの卓越性をもたらすことが期待される。

（画像はヨマ・ストラテジック・ホールディングスより）

外部リンク

ヨマ・ストラテジック・ホールディングス
http://www.yomastrategic.com/

ヨマ・ストラテジック・ホールディングスのプレスリリース
http://www.yomastrategic.com/attachment/

ペルノ・リカール
https://www.pernod-ricard.com/