2018-05-23 02:00
政治
ヤンゴンでカチン州の抗争終結を求める抗議デモ

警察が介入、元政治犯など8人を拘束
5月12日夜、ヤンゴンのTamweでカチン州の抗争に反対する市民が、抗議運動を行った。抗議者は、カチン州で続くミャンマー軍と民族武装集団の抗争終結を求め、集まった。およそ200人の抗議者は青い旗とプラカードを掲げ、オーシャンセンターの前で世界平和を願う歌を歌った。抗議行動が終わった後、バハンタウンシップの警察は抗議者を取り押さえ、抗議を止めさせた。
拘束されたのは元政治犯や有名な詩人を含む8人。抗議行動に参加したKo Tin Htut Paing氏は、
警察は抗議行動の後、私たちを逮捕しようとした。何人かの警察官は私服を着て群衆に交じり、抗議者に暴力をふるった。私は2人の男に殴られ、他の抗議者と一緒に車に乗せられた。(The Irrawaddyより)
と語っている。
他の地域でも抗争に反対するデモが勃発
逮捕された8人は尋問を受けた後、釈放された。警察は暴力を否定し、法律にのっとって拘束したと述べている。ヤンゴンの他にも、マンダレーやバゴーでもカチン州の抗争に抗議する行動が激化している。
Ko Tin Htut Paing氏は、はFrontier Myanmarの取材に対し、
民主主義における警察がするべきことは殴ることではない。抗議参加者を保護し、スピーチの自由を守るべきだ。彼らの行動は恥ずべきことだ。(Frontier Myanmarより)
と語っている。
(画像はFrontier Myanmarより)
外部リンク
Frontier Myanmar
https://frontiermyanmar.net/
The Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/
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