2018-05-04 04:00
文化
仏誕節「カソン満月」の祭り、仏教儀式を開催

2500年以上前、仏陀が悟りを開いた日
4月29日、ミャンマー各地で「カソン満月」を祝う祭りが行われた。この日は仏陀の誕生を祝う仏誕節。2500年以上前、仏陀は8つ戒律に従い、インドのボーダガヤにある菩提樹の下で悟りを開いたとされている。この後、仏陀は涅槃に入ったと伝えられている。
カソン満月の日は、仏陀が預言を受けた日といわれており、いくつかある仏教行事の中でも重要な伝統行事とされている。
菩提樹に水をかける伝統的な儀式
この日を祝い、世界各地では仏教的な儀式が行われている。ミャンマーでも仏陀が瞑想を行い功績を残したといわれる菩提樹に水を注ぐ儀式が行われた。ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダで開催する「カソン満月の祭り」は、今年35周年を迎える。パゴダの幹部や委員、仏教団体のメンバーなど、集まった仏教徒は仏教詩歌を唱えながら菩提樹に水をかけた。
ネピドーのウッパタサンティ・パゴダでは、10周年を迎える「カソン満月の祭り」が行われた。セレモニーにはネピドー評議会やネピドー開発委員会などのメンバーをはじめ、多くの仏教徒が参加し、混雑していたという。参加者は1300年代に植樹された菩提樹に水をかけ、儀式を行った。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/30/04/2018/id-13314
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