2018-05-04 04:00
社会
メーデー、ヤンゴンやマンダレーで多数の労働者がデモ行進
新大統領政府、賃金アップの実施が遅れる
5月1日、ミャンマー各地で労働者の日・メーデーの集会が開かれた。集まった人々は最低賃金の引き上げをはじめとする労働者の権利を主張した。ヤンゴンではおよそ2000人が集まり、マハバンドーラ公園へ向けて行進した。政府はすでに決定しているはずの日給4800チャットもまだ実施していない。
マンダレーでも数百人が集まり、最低賃金引き上げの即時実施を要求した。労働者団体の会長は、
最低賃金について、新しい大統領はまだ署名していない。賃金の問題は優先事項とされていない。物価上昇に伴い政府職員の給料は上がった。労働者にとっては過酷な状況だ。(Myanmar Timesより)
と述べている。
最低賃金5600チャットと労働者の権利を主張
最低賃金は基本的スキルを持たない労働者と、工場勤務者を対象に設定されているが、労働者はこの金額では不十分としてさらなる値上げを主張する。彼らの要求は最低賃金日給5600チャット(3ドル56セント)。賃料をはじめとする物価は上昇しており、現在の最低賃金で生活することは難しい。政府は思考が遅れている理由を、議会で検討し確認する必要があるためとしている。
ヤンゴンで行われた集会で、労働・移民・人口省のMyo Aung氏は、
数日以内に99%の確認が取れたことを報告できるはずだ。(Mizzimaより)
と述べている。
(画像はMizzimaより)
外部リンク
Mizzima
http://www.mizzima.com/
Myanmar Times
https://www.mmtimes.com/
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