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2018-04-27 19:30

社会

BAJがマウンドー郡で橋&カルバートの敷設 道路も整備

道路整備
ラカイン州マウンドー郡全域、車両でアクセスが可能に
職業訓練、環境保全、インフラ整備などの事業を通して民族の融和、相互理解の架け橋となることを目指し活動を続ける認定NPO法人ブリッジエーシアジャパン(以下、BAJ)が、ラカイン州マウンドー郡南部で行われている道路整備の状況を、25日の活動報告で報告した。

日本政府やUNHCR、WFPからの資金によって、BAJは1998年から2006年にかけて、マウンドー郡北部と南部へ橋およびカルバートの整備事業を実施。これにより初めてマウンドー郡全域に車両でのアクセスが可能になった。

現在は、ミャンマー政府機関のUEHRD (Union Enterprise for Humanitarian assistance, Resettlement, and Development in Rakhine) 主導により、マウンドー郡南部において、道路工事が行われており、コンクリート舗装工事がかなり進んでいるとしている。

舗装工事によって短時間での通行を可能に 道路や橋なども拡張へ
このコンクリート舗装工事で、マウンドー・アングモ間が、以前は3時間以上かかっていたものが、現時点ではおよそ2時間20分で通行可能となった。工事完了後は更に短時間で、通行できるようになる見込みだ。

また、この工事にともない、道路幅が拡張されるため、BAJが過去に建設した橋やカルバートの多くが、既に幅が広い橋(18フィートもしくは21フィート)に置き換えられている。ミャンマー政府自らがインフラ整備を行うようになったことで、BAJによるインフラ整備事業は一つの転換期を迎えている。

●マウンドー郡での橋とカルバート建設は、日本政府、UNHCR、WFPからの資金で実施されました。

(画像はBAJ活動報告より)


外部リンク

「ブリッジ エーシア ジャパン ホームページ」
http://www.baj-npo.org/info/20180425.html

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