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2018-04-13 21:00

社会

ミャンマーの希少種「ゴールデン・ディア」が増加

ゴールデンディア
サガイン州の保護区で調査 昨年より150頭以上
金色の鹿、ゴールデン・ディアを保護しているChatthin野生動物保護区で、ゴールデン・ディアの数が増えていることがわかった。

ゴールデン・ディアはミャンマーに生息する希少種で、その大多数が同保護区とShwesettaw保護区に保護されている。

4月7日、環境保護・森林省の発表によると、サガイン州KantbaluタウンシップにあるChatthin野生動物保護区では、昨年728頭の鹿が確認されていたが、今年の調査では889頭が確認された。

調査は3月28日から30日、同省と保護区、ボランティアによって公式に実施された。調査中には、違法な森林伐採や森林製品の密輸も発見された。

環境保護・森林省、保護区が地元住民と協力して保護活動
ミャンマー環境保護・森林省は、地元住民と協力し、ゴールデン・ディアの保護に取り組んでいる。

1995年から96年にはおよそ3000頭の鹿が生息していたという。2014年から16年にかけて鹿の数は減少したが、保護区の活動によって減少はくいとめられた。保護区のスタッフは雨期に備えるため塩田をつくり、米やコーンを育てた。また、2018年度から2027年度にかけて小さな貯水池をつくる計画も進められている。

保護区にはゴールデン・ディアの他、360種の哺乳類、1235種の鳥類、360種のは虫類も生息している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/8/04/2018/id-13137

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