• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • いまだに多くのロヒンギャ難民が流入 深刻な状況が続く
2018-04-13 20:00

社会

いまだに多くのロヒンギャ難民が流入 深刻な状況が続く

ロヒンギャ難民
危機から半年以上が経過も 2018年だけで5000人以上に
医療・人道援助を行っている国際NGOである国境なき医師団(MSF)が、いまだに多くのロヒンギャ難民が、ミャンマーからバングラデシュに流入しており、深刻な状況が続いていると、10日のプレスリリースで発表した。

2017年8月にミャンマーで起きた危機から、半年以上も経過した今でも多くの難民がバングラデシュに流入。2月に新しく到着した難民の数は、合計3236人になり、2018年だけで5000人以上にもなっている。

MSFは移動診療などを運営 銃撃を受けながらも逃れる難民も
MSFは、入国地点にある難民の受付センターで、移動診療を運営。疲れきって心などに傷を負った難民の検診、健康管理、栄養状態のスクリーニング、そして成人と子どもの診療、重症例の発見、救急の心理ケアと患者の搬送などを行う。

中には銃撃を受けながらもバングラデシュに逃れたり、泥棒に暴力を受け、持ち物も盗まれたりした難民もいる。しかし、こんなことがいつか全て終わるように願っているという声もあり、わずかであっても希望を持って生きている。

(画像はプレスリリースより)
(C)Sara Creta/MSF


外部リンク

国境なき医師団 プレスリリース
http://www.msf.or.jp/news/detail/voice_3715.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook