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2018-04-04 22:00

社会

マンダレー地域で、工業団地や商業施設を含む総合計画開発が展開中

マンダレー
社会と経済の密着を強化する
マンダレー地域政府と、企業の社会的責任を目標とするミョータ工業開発社(MMID)によって、共同で実施されるマンダレー・ミョータガーデンシティプロジェクト(MMGC)が、マンダレー地域のNgazun郡で始まっている。

2013年に開始されたマンダレー・ミョータガーデンシティプロジェクトは、外国人の専門家とコンサルタントを含む総合計画開発であり、雇用機会や地域の人たちの生活水準、官民による投資、持続可能な社会経済、環境のバランスを維持できる保全とエコシステムに役立つ環境開発を向上させることによって、社会と経済の密着を強化することを目指している。

工業団地、倉庫、物流および住宅開発、道路と交通機関、緑のある広場、水域、商業施設、公益事業とアメニティを開発する計画が進行中である。

雇用機会創成に向けて地域住民から聞き取り調査
このプロジェクトのために、プロジェクト実施地域にある21の村の人々から、雇用の機会を創出に向けた聞き取り調査が行われている。

EHSSを担当するU Min Lwin Oo氏は、「地域住民の利益につながる、雇用創出、村の開発、コミュニティの開発、社会福祉事業、ヘルスケアサービス、教育や宗教など、幅広いセクターのプロジェクトがある。企業の職員が村に行き、地域住民に求職を要請することができる。」と説明した。

現在、道路の舗装、電気と水道の供給、学校の建設、移動健康診断、救急設備、英語教育プログラムなど、生活水準を向上させるために、村から情報を収集する取り組みが行われている。

Ngazun郡の13の村、ミンジャン郡の8の村で3月の初めに実施された国勢調査によると、432人の男性と768人の女性という1,200人の住民のうち、83人が卒業し、362人が入学試験に合格し、277人が中学の試験に合格し、456人が5学年の試験に合格、22人が小学校の試験に合格した。

MMIDや外国からの投資による財政支援
12,000エーカーに広がるこのプロジェクトは、外国投資や共同投資で稼動している。さらに、1月の第2週時点で5億ドルの投資が見込まれる工業団地プロジェクトでは、3年以内で100以上の工場を開設する予定である。

MMIDのマネージングディレクターであるU Tun Tun Aung氏は、次のように語った。
「靴の工場において200人から300人の労働者を雇用する取り決めがされた。現時点で、インドネシアやデンマーク、タイ、中国、香港からの投資を使用して、動物用飼料工場、製材所、コンクリート工場、スノークッキー工場など5つの工場が稼動している。」(プレスリリースより引用)

雇用機会の創出のために、MMIDは、Myingyan郡にある56の村の電力に対して2億5520万チャット、電力プロジェクトに対して3億7650万チャットなど、13億5,290万チャットの支援を行い、また、社会、教育、ヘルスケア部門のために740億チャット財政支援も行っている。

国際的な投資により、多くの工場が建設中であり、プロジェクトは、地域に数多くの雇用機会を創成するとともに、エーヤワディー川沿いの水路へアクセスしやすくすることで、物流コストを削減することが期待されている。

(画像はミャンマー情報省ホームページより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/28/03/2018/id-13064

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