ミャンマーニュース

ヤンゴンのミャンマーラジオ＆テレビホールで、ラカイン州のドキュメンタリー撮影に関するミーティングが行われた。

ミーティングでは、豊かな自然資源や人のあたたかさなど、ラカイン州が持つ素朴で美しい側面に着目したドキュメンタリーづくりについて、話し合われた。

ラカイン州は沿岸地域と山間部、また、農業に適した平地を合わせ持ち、多様な地理的特徴がある。他地域と同様、独自の文化を持つ民族も暮らしている。

会議に出席した情報相大臣は、魅力あふれるこの地域の事実を題材にドキュメンタリー映画を制作する必要性を述べた。

会議には、情報省大臣の他、ミャンマー・モーションピクチャー協会やメディアカンパニー幹部等、また、脚本家や映像監督、俳優等も参加し、それぞれの分野に分かれて話し合いを行った。

ドキュメンタリー作品では、ラカイン州の伝統だけではなく、カチン州、カヤー州など、他民族との類似性にも焦点をあて、芸術的な作品に仕上げることが期待される。

ナガパリ、シットウェなど有名な地域の紹介、民族の日常生活を中心にラカイン州を紹介するとともに、暴力行為のあった地域でのボランティア活動や定住の状況など、復興の様子も伝える予定だ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/17/03/2018/id-12989