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2018-03-09 13:30

経済

ハンタワディ国際空港プロジェクト、日本に長期低利貸付を要請へ

空港
資金問題解決に向け日本に援助を申請
ミャンマー運輸省のU Aung Ye Tun次官補は、ハンタワディ国際空港プロジェクトの費用の一部を補うために、日本の長期低利貸付を申請することとし、関係当局に提案書を提出することについて言及した。

2016年1月に、Yongname Holdingsと政府の民間航空担当部門との間で締結された空港建設に関わる枠組み合意書の期限が到来したが、問題が未解決であることから、再締結されていない。

ハンタワディ国際空港プロジェクトは、運輸省の将来的なプロジェクトの1つである。ヤンゴンから50マイル以上離れたバゴー地域の9,000エーカー以上の敷地に建設を計画しており、プロジェクト全体のコストは、23億2,000万ドルを予定している。

現在、当局は、官民のパートナーシップに基づき、新空港のプロジェクトを実施することを計画している。運輸省は、政府の各関係当局に対し、日本政府の公的開発援助プログラムを通じて、プロジェクト費用全額の資金調達を依頼する提案を行うこととしている。

貿易や観光産業、インフラ整備などが推進
ハンタワディ国際空港は、オープンすれば、年間1,200万人の乗降客の利用が見込まれ、ミャンマーおよびヤンゴン首都圏への主要な国際玄関口となる。

ミャンマーは人口5,000万人以上の大規模な新興経済国であり、新しい国際空港は、ミャンマーの国際航空接続を強化し、貿易や観光産業の成長を基に、ビジネスとレジャー旅行者という2つの流れを強化するものである。

さらに、新しい空港の開発と関連する公共インフラの整備により、経済の活性化に加えて、バゴー地域を中心とした商業活動や産業活動が増加し、地域住民の生活水準が向上していくことも期待されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/6/03/2018/id-12908

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