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2018-03-09 10:00

経済

JFEスチール、建材向け溶融亜鉛めっき・カラー鋼板工場にて鍬入れ式を実施

JFEスチール
2020年中の稼働を予定
JFEスチール株式会社は、同社と、JFE商事株式会社、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社、阪和興業株式会社、およびMERANTI STEEL PTE. LTD.が出資する「JFE MERANTI MYANMAR Co., Ltd.」(以下、「JMM社」)が、ヤンゴン南部ティラワ経済特区内において、新しい工場の鍬入れ式を執り行ったことを報告した。

鍬入れ式には、JFEスチールの柿木厚司社長とJMM社のセバスチャンCEO、ミャンマー政府からはヘンリーバンティオ副大統領など政府関係者、また樋口建史在ミャンマー大使や藤原豊経済産業省大臣官房審議官など約250名が参加し、工事の安全とプロジェクトの成功を祈願した。

JMM社は、JFE MERANTI MYANMAR HOLDINGの100%子会社で、建材向けの溶融亜鉛めっき・カラー鋼板の製造・販売を行う。建設するのは溶融亜鉛めっきラインとカラーラインを持つ工場で、2020年中の稼働を予定している。

建材用薄板の現地生産ニーズに対応
JFEスチールは、経済発展が飛躍的に進み、それに伴い屋根・壁や構造材などの建材用薄板の需要が、急速に拡大しつつあるミャンマーにおいて、高品質で、かつ技術サービスや短リードタイムなどのきめ細かなサービスを提供できる現地生産へのニーズが高まっていくと見て、今回の事業進出を2017年10月31日に発表している。

総投資額は約8,500万ドルで、高級分野向けの溶融亜鉛めっき鋼板の事業としては、ミャンマー初である。

JFEグループでは、すでにJFEエンジニアリングが、ミャンマーにおいて、社会インフラ分野における広域なビジネスを展開している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JFEスチール株式会社
http://www.jfe-steel.co.jp/release/2018/03/180302.html

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