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2018-02-11 11:00

経済

順調に開発が進むティラワSEZ:ゾーンBパート1の完成は今年8月

ティラワSEZ
ゾーンBパート2も2019年8月までに完成
ミャンマー情報省によると、ティラワ経済特区(SEZ)運営委員会のCho Cho Win副議長が、今年8月までに同SEZのゾーンBパート1を完成させる予定であることを明かしたという。

ゾーンBパート1の敷地面積は101ヘクタールで、すでに開発に着しており、投資許可も与えられている。

また、敷地面積が66.4ヘクタールのゾーンBパート2も、今年12月に開発に着手し、2019年8月までに完成する見込みだ。

ミャンマー最大の都市であるヤンゴン郊外に位置するティラワ経済特区(SEZ)は、ミャンマーで初めて建設されたSEZで、ミャンマーと日本の両政府が推進する巨大なプロジェクトである。

また、投資金額が12億ドルに上るゾーンAは成功したプロジェクトであり、16カ国90種類の企業が投資許可を得て稼働し、4つの工場が商品を海外に輸出しているという。

ミャンマー政府は、ティラワSEZで2,400ヘクタールの開発を計画している。

ほぼ半分のリースが確定
ティラワSEZ運営委員会によると、ゾーンBパート1は、101ヘクタールの内、49%のリースが確定しているという。

ティラワSEZ運営委員会のThan Than Thwe氏は、
「日本、韓国、シンガポール、タイなど、多くの国に土地を賃貸し、建設資材、食品などを生産する予定だ。これらの6社に対する総投資額は7,519万ドルに上る。別の3社も許可を待っており、すでに土地を借りている」(プレスリリースより)
と現状を明らかにした。

日本が官民をあげて推進するティラワSEZ。開発は順調に進んでいるといえるだろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

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