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2018-02-03 20:15

社会

ユニセフ、人道支援計画及び金額を発表 ロヒンギャ族問題も対象に

ユニセフ
難民と受け入れコミュニティが人道支援を継続して要請
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、2018年の人道支援計画を発表し、ミャンマー及び、ロヒンギャ難民が大量に流入したバングラデシュも主要対象国になっていると、1月30日のプレスリリースで発表した。

2017年8月25日に起きたミャンマーのラカイン州での危機をきっかけに、ロヒンギャ族難民65万人以上がバングラデシュに逃れた。切迫した状況が続くミャンマーに加え、バングラデシュでは難民と受け入れコミュニティの120万人が人道支援を必要としており、南アジア地域における人道支援要請額が、2億327万アメリカ・ドルにも上っていることが明らかにされた。

暴力などで人道危機の影響を受ける国々 資金要請の84%にも
ミャンマーだけでなく世界中の子どもの多くが、暴力や紛争による大きな影響を受けている。実際、2018年の人道支援資金要請額の84%(30億1,500万アメリカ・ドル)が、暴力や紛争などによって、人道危機の影響を受ける国々での活動に使われる予定。

この要請額に対するドナーとして日本も大きく貢献しており、「政府/機関間協力」で日本政府が7,210万アメリカ・ドル、「民間部門」では日本ユニセフ協会が780万アメリカ・ドルを拠出した。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN061100_Knowles-Coursin


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/

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