2018-02-04 13:00
経済
ヤマトグループ、ミャンマー現地企業と合弁会社設立

海外引越事業や倉庫事業の他、フォワーディング事業も展開
宅配便のシェアNo.1を誇るヤマトホールディングス株式会社は2月2日、同社傘下で東南アジア地域を統括するヤマトアジア株式会社(YAMATO ASIA PTE. LTD. 以下「ヤマトアジア」)が、ミャンマー・ヤンゴンを本拠地とするAye International Group Co.,Ltd(AIG)と合弁会社を設立したことを発表した。設立された合弁会社ヤマトグローバルロジスティクスミャンマー株式会社(Yamato Global Logistics Myanmar Co., Ltd.)の出資比率は、ヤマトアジアが80%、AIGが20%となっており、総資本額は50万米ドルとなっている。
営業開始は4月の予定で、海外引越事業や倉庫事業の他、航空・海上・陸上のフォワーディング事業も展開するという。
なお、AIGはミャンマーで物流事業や貿易業、人材派遣業などを展開する企業である。
合弁会社設立の背景
ヤマトグループは、2015年にヤマトアジアの支店としてミャンマーに拠点を設け、法人設立に関するマーケティング調査を実施し、AIGとの合弁会社設立に至ったという。その背景には、急激に進むミャンマーの経済成長、ASEAN第5位の人口を有するマーケット、ティラワ工業団地への日本企業の進出、地理的優位性により産業集積地であるタイを中心としたサプライチェーンの一角を構成するようになったことなどがある。
現地法人を設立することで、日本だけでなく、他の国々からの輸出入フォワーディングや陸上クロスボーダートラック輸送もスムーズに進められるようになるだろう。
(画像はヤマトアジア株式会社より)
外部リンク
ヤマトホールディングス株式会社
http://www.yamato-hd.co.jp/
ヤマトホールディングス株式会社のプレスリリース
http://www.yamato-hd.co.jp/news/
ヤマトアジア株式会社
http://www.yamato-asia.com/
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00