• TOP
  • >
  • 文化
  • >
  • ダゴン郡区第1基礎教育高等学校に、歴史的な建造物としての銘板を授与
2018-01-26 20:00

文化

ダゴン郡区第1基礎教育高等学校に、歴史的な建造物としての銘板を授与

ブループラーク
歴史的建造物の保全を目指す
ヤンゴンの歴史的建造物を保存するための非政府組織であるYangon Heritage Trustは21日、100年以上の歴史を持つダゴン郡区の第1基礎教育高等学校に対して、歴史的な場所であることを示す「ブループラーク」を授与したことを発表した。

記念の式典には、教育省のMyo Thein Gyi大臣、ヤンゴン地域首相のU Phyo Min Thein氏、ヤンゴン地域議会のU Tin Maung Htu氏が参列し、銘板が取り付けられた。

式典では、Yangon Heritage TrustのメンバーであるDaw Moe Moe Lwin氏が挨拶を行い、「ブループラークの授与は、歴史的建造物に関する意識を高め、それを保全するための措置を講じることを人々に奨励することとなることを希望する。」と述べた。

また、歴史的な情報を収集し、歴史的な建造物にブルー・プラークを授与する計画があると言及した。

100年以上の歴史を持つビクトリア朝様式の建物
ダゴン郡区第1基礎教育高等学校は、当初、メソジストの女子学校として、1882年にLewis通り(Seik Kan Thar通り)に設立された。1894年に、学校は現在の場所である、Lancaster通り(Nawaday通り)とAlanpya pagoda通りの角に移転した。

3階建ての本館は、ビクトリア朝の建築様式で建設され、面積は、3.03エーカー以上である。学校は、第2次世界大戦中に6年間閉鎖され、日本による植民地時代には、学校はビルマ独立義勇軍の拠点となっていた。

戦後、学校は、Doreen A. Logie校長のリーダーシップにより復興され、1947年に再開した。1952年2月20日に、Sao Shwe Thaik大統領が、校名をメソジスト・イングリッシュ・ハイスクールに変更した。

1965年4月に、ミャンマー国内の宣教師学校は公共財産として充当され、教育省の下に置かれることとなった。これにより、校名は、再びダゴン郡区第1基礎教育高等学校に変更された。

1986年から1998年の間に、学校の施設に建物が追加で建設された。現在、学校には61の教室があり、7,000人以上の学生が受け入れられている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/22/01/2018/id-12579

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook