ミャンマーニュース

ミャンマーの独立記念日である1月4日、仏教徒ラカイン族の武装集団「アラカン軍（Arakan Army：AA）」のメンバー約350人が同国ラカイン州の4つの警察署を襲撃し、警察官13人が死亡、9人が負傷した。

同地域では昨年12月初め、より大きな自治権を求めて同国国軍と反政府勢力であるAAとの間で戦闘が再開され、民間人にも影響を及ぼしている。

国軍報道官は、と述べた上で、AAがイスラム系少数民族ロヒンギャとは異なるミャンマー国民であることに言及した。

4日の夜遅く、AAはFacebookで国軍との戦闘で隊員3人が死亡し、数人が負傷したことを明らかにしている。

また、戦闘で捕虜となった国軍兵士14人を解放したという。

戦闘があった4日は英国からの独立71周年を記念する日であったが、AAの報道官は襲撃と記念日の関係と否定。

と述べている。

なお、国連の人道機関は3日、12月から続く戦闘により約2,500人の民間人が避難を余儀なくされていることに懸念を示したばかりだ。

（画像はRadio Free Asiaより）

外部リンク

Rakhine Buddhist rebels kill 13 in Independence Day attack on Myanmar police posts
https://www.reuters.com/

Rakhine rebels kill 13 Myanmar police
https://www.news.com.au/

Rakhine Insurgents Kill 13 Policemen, Injure Nine Others in Myanmar Outpost Attacks
https://www.rfa.org/