2018-12-16 19:30
社会
ロイター記者釈放、アメリカ下院議会がほぼ満場一致で要請

国際社会がミャンマーへ強いメッセージ
12月13日、アメリカ下院議会がミャンマー政府に対し、1年前から拘束されているロイター記者2人の解放を要求することを決めた。議会でこの件に関して投票を行ったところ結果は394対1となり、ほぼ満場一致で決議された。ミャンマー軍が関わったとされるロヒンギャ族への暴力について、アメリカやヨーロッパ各国、国連をはじめとする人権団体が行動を起こしている。国際社会はミャンマーの民主化進展について疑問を持ち、強いメッセージを発しはじめた。
トランプ政権は引き続きこの問題に関わる意向
今回の決定に強制力や義務はないが、下院議会はトランプ政権に協力を求め、2人の釈放を進める意向だ。また、ミャンマー軍や治安部隊に対して人権侵害の責任を問い、ミャンマーには経済的制裁を与えるよう、政府に要請した。在アメリカのミャンマー大使館からは、この件に関する反応はまだみられない。
トランプ政権は今年8月、ロヒンギャ族の虐待を「ミャンマー政府による民族浄化」と批判した。「大量虐殺」と発言したポンペオ国務長官はツイッターに、
アメリカは引き続きこの問題について責任を負っていく。(ザ・ワシントンポストより)
と投稿している。
(画像はザ・ワシントンポストより)
外部リンク
ザ・ワシントンポスト
https://www.washingtonpost.com/
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