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2018-12-16 19:00

政治

質の高い気動車と職業訓練を供与

外務省
ミャンマーの輸送能力強化と職業訓練を支援
2018年12月12日、丸山市郎駐ミャンマー大使とセッ・アウン計画・財務副大臣(Dr. Set Aung, Deputy Minister for Planning and Finance)は、無償資金協力に関して、交換公文の署名が行った。

この交換公文の署名は、ミャンマー連邦共和国の首都ネーピードーにおいて,行われた。日本政府は、ミャンマーの旅客・貨物の輸送能力強化と新設立された職業訓練学校の整備計画を支援する。

ミャンマーにおける物流と人の輸送・移動では、鉄道の果たす役割は大きい。年間で約4,800万人(2015年)が利用しており、民主化による経済活性化で鉄道旅客の需要がますます高まっている。

今回、日本政府は中古気動車30両とスペアパーツ等を供与する。供与される中古気動車は乗り心地が良いだけでなく、冷房付きで加速減機能にも優れている。この供与により,1日約90,000人へ快適な移動が提供される。

深刻な道路渋滞問題
2011年より、ミャンマーでは自動車の輸入制限緩和が始まった。これにより、ヤンゴン市内では道路渋滞の問題を抱えており、鉄道輸送の改善は重要だ。

ミャンマーの鉄道網は電化されていないので、気動車の需要は極めて高い。現在、約100両の気動車が機器の経年劣化等により、走行不能の状態にある。

ヤンゴン市で新設された職業訓練学校
ヤンゴン市で職業訓練学校が新しく設立された。この職業訓練学校の施設と機材を整備する計画について、日本政府は詳細設計を実施して、日本の知見を生かした質の高い職業訓練を目指す。

(画像は外務省のホームページより)


外部リンク

外務省
https://www.mofa.go.jp/

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