ミャンマーニュース

独立調査委員会（ICOE）は、2018年10月5日から7日に第3回会議を開催した。

ICOEでは、ラカイン州のマウンドー調査委員会委員長であるU Myint Swe副大統領、広報・心理戦略担当のGeneral Tun Tun Nyi氏との面談が行われた。また、ラカイン州マウンドー調査委員会の以前のメンバーであり、ラカイン州における勧告実施委員会の諮問委員会メンバーであるU Tun Myat氏と、ワーキングセッションも行った。

これらの対話の中で、ICOEは、その作業に関連するマウンドー調査委員会2016の経験と仕事について聞き取りを行った。

また、ICOEは、マウンドー調査委員会2016と軍部によって行われた調査の詳細な情報と報告を共有することによって協力する意志と意欲を高く評価している。

さらに、会合では、2017年11月からバングラデシュに逃げた人々の帰還を促進するために政府が行った努力について、率直な話し合いが持たれた。

ICOEのメンバーは、ラカイン州におけるテロ攻撃に伴う人権侵害の疑いと関連する問題を調査するために提案された方法論について議論を行い合意した。

彼らは、調査すべき重要点と問題について意見を交換した。ICOEは、小委員会を設置することにより、情報や証拠を収集し、分析するための初期ステップを開始する。

そして、また、情報やコミュニケーション、法律、法医学、事件調査などの分野における、外部専門家の必要性について話し合った。

ICOEの第4回会合は2018年12月に予定されている。

（画像はミャンマー情報省より）

外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/8/10/2018/id-15147