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2018-10-01 22:00

社会

ネピドーで障がい者フォーラムが開催

障がい者フォーラム
大多数の国民が受けている権利を障がい者にも 格差の縮小が目標
9月26日、ネピドーのケンピンスキーホテルで、障がい者包括発展フォーラムが行われた。

オープニングでは、障がい者権利国家委員会の会長であるヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領のスピーチが行われた。

フォーラムには、政府関係者やミャンマー国家人権委員会関係者、地域および州の社会福祉関係者が参加した。他に、ミャンマー障がい者連盟の職員や在ミャンマーのイギリス大使、国際開発省の幹部、非営利組織関係者等も出席した。

副大統領はスピーチで、障がい者は、大多数の国民のような権利を受けられず、社会経済面で大きなギャップがあることに触れた。

副大統領はミャンマーと他の国の調査によりこの事実がわかったとして、今後は貧困格差を減少させることを目標とすると述べている。

リハビリや雇用促進、職業トレーニングを強化
ミャンマーは2011年より、障がい者に関する国連の条約にサインし、2015年と2017年には障がい者の権利に関する法律を定めている。また、2016年から2025年にかけて、ミャンマー国家開発戦略に取り組んでいく。

政府はリハビリや雇用開発の取り組みをスピードアップし、点字出版やマッサージのトレーニングも行っている。他に、聴覚障がい者の情報取得を簡単にするプロジェクトや、手話の翻訳者育成などにも取り組んでいる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/27/09/2018/id-15023

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