2018-08-29 09:00
政治
民族武装組織が洪水被害に4億チャットの寄付

国民和解平和センターを通して自然災害の被害者へ貢献
連邦政治交渉詰問委員会(FPNCC)を率いるワ州連合軍(UWSA)が、ミャンマーの洪水被害に対して支援を行った。支援は23日、国民和解平和センター(NRPC)を通して4億チャット以上が寄付された。The Irrawaddyでは、
民族武装集団による組織が、自然災害の被害者に対しこのように貢献するのは初めてのことと思われる。(The Irrawaddyより)
と報道している。
UWSAのスポークスマンNyi Rang氏はThe Irrawaddyの取材に対し、
政治的な視点は異なるが、それにも関わらず私たちは被害者を支援したかった。(The Irrawaddyより)
と述べている。
「憎しみは脇に置き」ワ州連合軍率いる7つの武装組織が動く
Ny Rang氏によるとFPNCCに属する7つの全組織が寄付に参加し、総額は4億3448万1222チャットとなった。この動きは8月3日、FPNCC事務局から政府への、寄付を希望する主旨を書いた手紙から始まった。手紙には、
すべての紛争や政府と軍に対する憎しみは脇に置き、同胞へ愛を与える時が来ている。(The Irrawaddyより)
などと書かれていたという。
FPNCCは16日には2回目の声明として、大規模な洪水とその後の被害に対し哀悼の意を表明した。
支援を受けとった平和委員会のメンバーと下院議員のAung Soe氏は、寄付金は委員会が管理し、すぐに被害者に分配すると語っている。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/
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