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2018-08-29 04:00

社会

ラカイン州のUEHRDに、移動医療クリニックと電気自動車が寄贈される

ラカイン州
教育や医療サービスも提供
International Language and Business Center(ILBC)とCare Well Medical社は、ラカイン州で活動するUEHRD(Union Enterprise for Humanitarian Assistance, Resettlement, and Development in Rakhine)に向けて、移動医療クリニックを共同で寄贈した。

寄贈の式典は、南ダゴン郡区の第1工業地区にあるRupatheidi Electric Car Factoryで行われた。

式典には、連合政府大臣のU Thaung Tun氏、Win Myat Aye博士、Myint Htwe博士、ラカイン州のU Nyi Pu首相、ヤンゴン地方議会のU Tin Maung Tun広報官、ヤンゴン地域政府の大臣、議会代表、招待客などが参加した。

開会の挨拶の中で、UEHRDの副会長でもあるWin Myat Aye博士は、次のように説明した。
「UEHRDは、人道的援助を提供することを含む3つの目標を達成するための組合団体であり、食料供給だけでなく教育と医療サービスを網羅している。ラカイン州における医療サービスは、移動医療クリニックによりサポートされる、より幅広い奉仕活動を必要とし、それは一般の人々が認識しているものである。これらの移動医療クリニックを提供することにより人を助ける人々とともに、実用的な医療システムができあがる。」(プレスリリースより引用)

UEHRDは、住民ではない人々により、有益なプロジェクトを提供することで、ラカイン州の人々を助けるために形成されており、現在、海外からもUEHRDへの支援が行われている。

ラカイン州の観光や経済の開発に焦点を
次に、UEHRDのチーフコーディネーターであるAung Tun博士は、「ラカイン州には、穏やかなガパリビーチや素晴らしいムラウク・ユー市がある。ラカイン州の紛争や問題点に焦点を当てるのではなく、機会と将来の見通しに焦点を当てるべきである。」と述べた。

また、Aung Tun博士は、企業に対して、ラカイン州の開発にもっと関与するよう要請した。ラカイン州は、国際的な観光、肉や魚、農業の事業も持っている。ラカイン州の開発のためには経済の改善がカギとなる。

Aung Tun博士は、繁栄した経済だけがラカイン州の問題点を解決するのに役立つと信じている。ラカイン州は優れた資源と基盤があり、ラカイン州の開発のために、UEHRDと協力するよう企業に依頼した。

移動クリニック内部と医療機器を点検
その後、ILBCのマネージングディレクターであるU Tin Maung Win氏は、移動医療クリニックと電気自動車を寄贈した理由について説明を行い、Care Well Medical社のマネージングディレクターであるMuya Nyunt博士が移動医療クリニックについて説明した。

そして、U Tin Maung Win氏は、移動医療クリニックの公式文書をWin Myat Aye大臣に渡し、また、Win Myat Aye大臣は、その文書を保健・スポーツ省大臣のMyint Htwe博士に渡した。

次に、U Tin Maung Win氏は、電気自動車の公式文書を、NRPCの支援グループの責任者であるU Aye Lwinが受け入れたNational Reconciliation and Peace Centre(NRPC)に引き渡した。

組合職員は、その後、移動医療クリニックの内部および内部に設置された医療機器の検査を行った。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/27/08/2018/id-14662

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