2019-04-13 08:00
社会
ロヒンギャ41人がマレーシアに漂着 タイ海域で200人が待機か

先月も同じ海岸に34人のロヒンギャが漂着
マレーシア当局は、同国最北端に位置するプルリス州(Perlis state)にイスラム系少数民族ロヒンギャ41人が漂着したことを明らかにした。漂着したのはミャンマーのロヒンギャとみられる。警察の報告によると、漂着したロヒンギャは14歳から30歳までの男性で、海岸で10人、道沿いで10人、近隣の学校で10人、その他は同地域内で発見されたという。
すべてのロヒンギャが入国に関する文書を保持していなかったため拘束された。
ロヒンギャが漂着したと思われるビーチでは、3月2日にも子どもを含む34人のロヒンギャが保護されている。
タイ海域で200人ほどが待機か
ロヒンギャの証言によると、漂着したのはタイから大型船に乗った200人以上のロヒンギャの一部で、そのうちの47人が人身売買業者にマレーシアへの海上輸送費として4,000リンギット(976米ドル)を支払い、その後、小型船に乗せられプルリスへ移送されたという。彼らは泥の中を歩いて海岸にたどり着いたが、地元のエージェントは姿を現さなかった。そのため、小さなグループで行動したという。発見されていない6人の行方はわかっていない。
ミャンマーの権利団体は、
「多くのロヒンギャがミャンマーに送還されれば死に直面するかもしれないと警告された後、バングラデシュを去るように人身売買業者にだまされている」(The Washington Postより)
と述べている。(画像はRadio Free Asiaより)
外部リンク
New Rohingya Arrivals Reach Malaysia by Boat
https://www.rfa.org/
Malaysia says 200 Rohingya migrants still at sea after latest arrival
https://www.reuters.com/
Malaysia says 41 Rohingya land up north, 200 still at sea
https://www.washingtonpost.com/
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