2019-04-05 11:00
社会
ミャンマーの少数民族武装勢力、道路作業員8人を拉致

13人拉致、5人解放
ミャンマー情報省によると、同国チン州でミャンマーとインドを結ぶパレッワ(Paletwa)-ミゾラム(Mizoram)道路計画に従事していた民間企業の作業員8人が、少数民族武力勢力であるアラカン軍(AA)により拉致されたという。同国国軍最高司令官事務所は、3月30日午後3時ごろ、約170人のAAメンバーがパレッワ郡区の道路工事現場に来て、Su Htoo San建設会社の従業員13人を拉致したと発表。道路工事に使用されるブルドーザーやトラック、オートバイを燃やしたという。
AAにより拉致された13人のうち5人は、4月1日午後3時ごろに解放された。残りの8人は、依然として監禁されているという。
民間人にも影響
AAは3月16日にも同じ道路プロジェクトであるパレッワ橋の鉄筋を運搬する船に発砲。また、2月3日にはパレッワ郡区の複数の村から、38人の学生を含む約200人を兵士として強制的に募っている。伝えられたところによると、彼らはバングラデシュの領土に連れて行かれたという。国軍最高司令官事務所は、AAが地域の安定を害すだけでなく、民間人を標的にしていることに言及した上で、治安部隊がこのような事件が報告された地域で治安作戦を実施していることを報告している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/news/
Myanmar Commander-in-Chief of Defence Services
https://www.seniorgeneralminaunghlaing.com.mm/
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