2019-03-23 14:00
社会
ミャンマーでTabaungの満月 各所で祭典が開かれる

ミャンマー太陰暦の最終月 国民の祝日
ミャンマー太陰暦の最後の月である3月の20日、Tabaungの満月を迎えた。Tabaungの満月は、今年最後の満月として国民の祝日となっており、各地で祭典が行われた。また、ミャンマーで7番目に大きな民族であるパオ族のSuriyachanda王の誕生を記念する日でもある。
ヤンゴンでは動物園やカンドージー公園、人民公園などに人々が集まり、祝日を楽しんだ。広場ではアーティストによるパフォーマンスも行われた。
仏教徒は川辺で砂の仏塔をつくり祈りを捧げる
シュエダゴンパゴダには仏教僧が集まり、28体の仏像への捧げ物や、聖典の暗唱などの仏教行事を行った。式典にはヤンゴン地方域首相と夫人も参加し、仏教徒等と祈りを捧げた。また、ヤンゴン管区関係者や仏塔の幹部等によって、寄付や食事の提供もあった。シュエダゴンパゴダの他にも、Botahtaungパゴダやスーレーパゴダにも多くの人々が集まった。
伝統的な満月の行事として、周辺の住民が川辺に集まり、砂を仏塔の形に積み上げる習慣がある。仏教徒にとって仏塔は善行の象徴とされており、砂やレンガでつくった仏塔も同じように価値があると信じられている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/21/03/2019/id-17074
ミャンマータイムズ
https://www.mmtimes.com/news/welcome-full-moon-tabaung.html
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