2019-03-29 13:00
社会
カチン州のダム建設、反対運動が拡大

政治家、NGO、市民団体が団結し抗議キャンペーンを計画
中国によるMyitsoneダムの建設について、反対する動きが高まっている。3月25日、ヤンゴンでは、政治家、活動家、市民代表等が小集会を開き、4月1日には抗議キャンペーンを行うことを決めた。活動のリーダーであるU Aung Soe Myint氏は、反対活動にはすべての州や地域から、非政府組織、政党、環境問題専門家等を招集したという。
Frontier Myanmarの報道によると、国民民主連盟にも声をかけているが、彼らが参加するかどうかは、まだわからない状態だ。
環境や自然、文化遺産の保護を理由に2011年からプロジェクト中断
Myitsoneダムは、カチン州のイラワジ川に計画されたプロジェクトで、数十億ドルが投資されている。環境破壊や自然災害への影響、文化遺産の破壊が問題視され、2011年、テインセイン政権の時代に工事が中断されている。自由主義の仏教僧グループも、キャンペーンに賛同している。リーダーのU Myat Kyaw氏は、中国がプロジェクトを再開しようとしている今が団結する時だとしている。
私たちは、世界でもっとも強大な国のひとつである、中国に立ち向かわなければならない。
私たちは団結し、強くならなければならない。(Frontier Myanmarより)
私たちは団結し、強くならなければならない。(Frontier Myanmarより)
と述べている。
(画像はFrontier Myanmarより)
外部リンク
Frontier Myanmar
https://frontiermyanmar.net/
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